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今回は、2024年9月14〜15日に開催されました、「第52回 吉祥寺秋まつり」に参加してきたので皆さんに紹介したいと思います。
吉祥寺秋まつりの歴史
昭和48年9月 武蔵野八幡宮例大祭に、サンロード、平和通り連合で神輿を出したのが吉祥寺秋まつりの始まりとされています。
翌49年には、ダイヤ街も秋まつりに参加。
(お気付きの方もいるかもしれませんが、このように吉祥寺では町会の名前ではなく、通りの名前で区分けされています。)
吉祥寺秋まつりの魅力
例年、吉祥寺秋まつりは武蔵野八幡宮例大祭が行われる前の、土曜、日曜に行われます。
各町会のお神輿が練り歩く「町会神輿渡御(ちょうかいみこしとぎょ)」は、まつり最大の見どころです。現在では、町会神輿の数も11基まで増え、それぞれの神輿を見比べて違いを発見するのも楽しいですね。
吉祥寺秋まつりと武蔵野八幡神社例大祭
吉祥寺駅から北へ向かって8分歩くと、武蔵野八幡宮があります。
武蔵野八幡宮の歴史は古く、平安時代の初め789年に創建されたとされています。戦後の混乱期も、街の人々の支えになったのではないでしょうか。
武蔵野八幡宮の例大祭は、毎年9月15日に行われます。吉祥寺秋まつりも、以前は同じ日に行われていたようですが、現在は例大祭前の土日に行われるようになりました。
私が取材した2024年は、例大祭と秋まつりが同じ日に行われたので非常に盛り上がっておりました。
神輿体験ツアーに参加
今回、私はトリップアドバイザーから有料のお神輿体験ツアーに申し込みました。
このツアー、本来は海外旅行者向けに企画されているようですが、ド日本人の私が申し込んだのでガイドさんも少し戸惑い気味の様子(もちろん日本語で、丁寧にガイドして頂きました)。
お神輿の待機場所(神酒所)までの間、ガイドさんに街の歴史などを教えて頂いたので、ただお祭りに参加するより街に馴染めた気がします。
半纏、帯、足袋はレンタル出来るので、動きやすい服装(Tシャツ、半ズボン)があればOKです。着替え場所、荷物置き場もあるので安心(貴重品だけは手元に)。
吉祥寺は、あまり馴染みの無い街で、訪れた事がありませんでした。
ツアーとは言え、地元の方々中心の知らない輪に飛び込むのは緊張しましたが、皆さんとても暖かく受け入れて下さり目一杯楽しむ事ができました。
ツアー受け入れ町会
今回、ツアーを受け入れて頂いたのは「ダイヤ街」の皆さん。
ダイヤ街は、昭和49年から秋まつりに参加し、昭和52年に自前の神輿を作成。当初は、資金もあまりなく、万燈神輿(提灯型の神輿)のサンプルを作り大工さんを説得して作ってもらったのだとか。そこから輪が広がり、多くの方の熱い想いによって、浅草の宮本製で神輿が作られました。そんな、皆さんの想いのこもったお神輿を一緒に担ぐ事が出来てとても幸せでした。
改めて、ありがとうございました。
まとめ
「お祭り」とは、神様に願い事をして待つ事。また、その土地の神様に祀る事。
そう言った、お祭りの背景を感じながら、知らない土地の歴史を学び、祭りに参加することで街の人々との距離が縮まるように思えます。
祭りに参加するのは敷居が高いと感じる方も多いと思いますが、ガイドさんがついて、地元の方にお神輿も参加させてもらい、至れり尽くせりと言った感じです。
ただ観光するだけでは得られない、より深い体験がお祭りを通して出来たと感じます。
ぜひ、皆さんも体験してみてはいかがでしょうか。
ご質問、ご相談などありましたら、お気軽にご連絡ください。
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