毎年、多くの方が参加、見学されている「高尾山 薬王院 火渡り祭り」ですが、
なぜ火を渡るの?なぜ燃やすの?と言った疑問。また、会場でのおすすめ撮影スポットや、あると便利な道具もご紹介したいと思います。
私なりに、非常に噛み砕いて分かりやすくお伝えします。
2024年3月10日、実際に見学してきました。火渡り参加者が約400人、見学者が約200人と、非常に多くの方が来られていました。
せっかく現地へ行っても、「見学できない」「人が多すぎてよく見えない」と、ならないようにコツもお伝えします。
高尾山 火渡り祭とは
会場は鉄パイプで覆われています。この範囲は修行の場で、火の中を渡る修行をする事で高尾山薬王院に祀られている神様のご利益を受ける事ができるとされています。
燃やしているのは、杉の葉やお札など。燃やしてお祈りする事で願いが叶うとされています。世界では紛争が続いている事もあり、「世界平和」も祈念されていました。
全体の流れ 時間
「火渡り祭」は、場面毎に見どころがあります。それを「作法」と呼びます。この道場(火渡り会場)へ入り修行する事で、仏と融合する事を目指しているとされます。
13:00 開始 修験者の方々が法螺貝を吹きながら入場
導師の方々を道場内へ案内 火打ち石で道場内を浄化 行者が仏であると考える 斧を持ち護摩に使う木を切り出す 剣を使い道場内と自身の悪い気を断ち切る 道場内に外から魔物が入らないよう四方に矢を放つ 依頼を受けた願い事を読み上げる 水を供え点火 お札を差した神輿が火の周りをまわる お祓いをし身を清める 仏と一つとなった行者が熱湯で心身を清める 本尊に火渡りする事を伝え祈る 再度清めた後、導師より順に
14:30 火渡り開始
見学、撮影のコツ
会場見取り図(薬王院HPより引用)
祭場の手前と奥のエリアは祭場に近いのですが平坦なので、最前列以外は見え難いです。高台の奥は傾斜があるので、混み合っても比較的見えやすいでしょう。
今回、私は一時間程前に会場に到着しましたが、高台奥エリアの最前列で見る事ができました。
持って行って良かった物
火渡りが始まるまで、待ち時間を含めて二時間ほどあります。実体験を元に、役立った物をご紹介します。
- 折り畳み脚立 シートを敷いて座っていると長時間では腰が痛くなるので、椅子としても、また遠くを撮影する踏み台としても便利です。
- 折り畳み座布団 脚立の上に立ち上がると座面が汚れますが、座布団を被せればお尻が汚れず気になりません。しかも、長時間座っていてもお尻が痛くなりにくいので快適です。※折り畳み座布団を選ぶ際、私のこだわりをお伝えします。 ①ウレタン素材剥き出しの物(生地で覆われていない物)。 ②凸凹が少ない物。 この2点に気を付けると、汚れにくく、汚れが落とし易いので使い易いです。
まとめ
- 時間にはゆとりを持って行こう。
- 全体の流れを知っておくと、見応えアップ。
- 長時間でも快適な道具を持参して。
高尾山 火渡り祭のレポートは以上です。
より詳しく知りたい方は、高尾山薬王院ホームページをご覧ください。https://www.takaosan.or.jp/
ぜひ、皆さんも日本の色々なお祭りに参加してみて下さい。私も、各地のお祭りを見て、どんどんレポートしたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう!
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