祭りとは

日本には、お祭り文化があります。日本各地様々です。あなたの近所でも見かけたことがあるのではないでしょうか。子供の頃、参加してお菓子をもらった事があるとか。

しかしながら、

参加してみたいけど、少し抵抗がある

見かけたことはあるけど、何のために開催されているの?

と言った話もよく耳にします。

そこで、そんな日本の素敵な文化を、多くの文献を読み、私なりに噛み砕いて解説したいと思います。

祭りの始まり

まずは、祭りの始まりについて

古くから、人々はあらゆるものに神が宿ると信じてきました。山や丘、大きな木や岩、空、海、火など。「八百万の神」やおよろずのかみと言われるほど、あらゆるものに神が宿ると。

紀元前500年頃、稲作が行われていた時代には、人々は集団で生活をし、豊作などを祈願して神をもてなす行事を行なっていたと考えられます。先祖が残してくれた田畑を、先祖に感謝しながら祈る事もされていたようです。

祭りでの歌や踊りは、「日本神話」での天照大神あまてらすおおみかみに大きく関わっているとされます。

一部分を切り抜いて説明します。※諸説あります。

天照大神には弟がいた。父親から担当を命じられ、天照大神は「太陽」、弟は「海」を治めるようにと。それに対して弟は「母の元へ行きたい。」と、反発した為、父親から追放されてしまう。母の元へ行く前に姉に別れを告げようと訪ねるが、姉である天照大神は「弟が攻め入ってきたのでは」と、思い武装する。誤解が解け良い気になった弟は、様々な乱暴をしてしまう。あまりの乱暴ぶりに怒った天照大神は、洞窟に閉じこもってしまう。太陽の神である天照大神が洞窟に閉じこもってしまい、世界は暗闇に包まれてしまう。困り果てた神々は、洞窟の前で歌い、踊り、洞窟から天照大神を誘い出したと言われている。

弟の名は「須佐之男命すさのおのみこと

各地域で変わりますが、「世界平和」「疫病退散」「大漁祈願」「豊作祈願」などの願いを込めて、執り行われます。

「祭り」の語源

続いて、「祭り」の語源について

・神様に食事や酒を捧げる、「奉る(たてまつる)」からきている説。

・神事の時に神様が降臨するので、神様を「待つ」からきている説。

こちらについても、諸説あります。

「祭」という漢字の成り立ち

そして、こちらも興味深い「祭」という、漢字の成り立ちについて。

・左上:肉(捧げるもの)

・右上:右手

・下 :供物(捧げるもの)を乗せる台

昔の人は、よく考えたものだなぁと思います。

第一部は、この辺で終えたいと思います。ぜひ第二部もお楽しみに。

コメント

タイトルとURLをコピーしました