お祭りでは、頭に鉢巻きを巻いている人が多いけど、僕も巻いてみたいなぁ。
私も巻いていますが、気合が入って力がみなぎる感じがしますよ!
色々な巻き方があるので説明しますね。
手拭いとは
お祭りで頭に被る鉢巻は、「手拭い」を使う事が多くありますが、そもそも「手拭い」とは何か。
歴史
手拭いとは、諸説ありますが奈良時代から神仏の像などの清掃用に使われていたとされています。当時は、絹や麻で出来ており貴重な物で限られた人しか使えなかったようですが、江戸時代に入り綿花の生産が増えたことで庶民に普及していったとされています。
機能
手拭いは、①平たく織られている ②サイズ約90㎝×35cm ③端が縫われていない
などの特徴があります。
①平たく織られている タオルは輪っかのよう編まれており吸水量が高いのが特徴ですが、手拭いは平たく織られているので給水量こそ低いですがコンパクトに持ち歩けます。
②サイズ約90㎝×35cm 反物から取りやすいサイズのようです。元々は色々なサイズで使われてきた歴史もあるようですが、このサイズに落ち着いているおかげであらゆる工夫ができ広く普及しています。
③端が縫われていない 端が縫われていないことで、干した時に水が溜まらず乾きが早いです。乾きが早いと雑菌が繁殖しにくく衛生的でもあります。
被り方
手拭いについて少し学んだところで、いよいよ被り方を説明します。
元気被り
今回は「元気被り」と呼ばれている鉢巻きを紹介します。
まず手拭いを広げますが、アイロンをその都度かけるとキレイに仕上がります。
半分に折ります。仕上がりの際、両端から糸が出ないように1cmずつ内側へ折り込みます。
半分に折る事を繰り返し(4回繰り返し)、8分の1の幅にします。
ここからツノを作ります。
頭に巻いて、ツノの位置を確認します。
本体を巻き込むようにしてツノを作ります。
巻いて出来た穴に、
端を入れます。
こんな感じ。
引っ張って頭が入るよう調整します。
出来上がりです!
元気被り まとめ
・その都度アイロンをかける。
・端を織り込んで、糸が出ないようにする。
・幅を4回折って8分の1にする。
・上下に注意してツノを作る。
・引っ張って調整して出来上がり。
最後までご覧いただきありがとうございました。ぜひ皆さんも試してみて下さい。
動画も添付しておきますので、参考にしてみて下さい。
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